脱毛NGの条件~脱毛しない方がいい / 脱毛できない(断られる)ケースまとめ
脱毛はどんな肌でもできる、というものではなく、コンディションによって意外とNGになるケースもあるようです。せっかくきれいになれる!と思ってワクワクしていたら断られてガッカリ・・・なんて切ない気持ちになるのを防ぐためにも、どんなときが脱毛NGなのか、しない方がいいときや、サロンやクリニック側から断られやすいケースについてまとめてみました。
目次
相談しやすい医療レーザー脱毛クリニック 人気BEST3
脱毛しない方がいい時まとめ
脱毛に行く前、申込む前に、こんな症状やコンディションのときは延期を考えた方がよさそうです。
脱毛NGのタイミング(1)出産前後の妊娠・授乳中は脱毛NG
白髪染めやカラーリングをする際も避けられるケースが多い出産前後ですが、脱毛も例外ではないようです。理由は大きく分けて3つ。まずは妊娠によって、ホルモンバランスの変化が起こりやすいからです。脱毛は少なからず、肌へダメージを与えるので、施術による肌荒れのリスクが高まります。
そして、妊娠中や授乳中は、体調を崩したときでも薬が飲めないことがありますよね。だから、脱毛で肌荒れをしたときも、適切な対処が取れない可能性があるのです。さらに、脱毛すること自体がストレスとなることで、体への悪影響も心配されます。
また、脱毛の施術自体が胎児へ与える影響も、「ない」と実証されたわけではないようです。そのため、この時期は施術自体を避けた方が無難です。脱毛の再開は、サロンやクリニックによってOKが出る時期が異なります。場合によっては出産直後から可能なケースもありますが、万全を期すのであれば授乳が終わるまで見送ったほうがベターです。
もし、これから出産の予定がある人、考えている人は、脱毛の保証期間が3年や5年など長期でついてくるところを選ぶと良さそうですね。
脱毛NGのタイミング(2)体調不良、予防接種や献血後もNG
次に脱毛を避けた方がいいのが、体調不良時や予防接種、献血を受けたあとです。「脱毛は寝ていれば終わるものだし、大丈夫」と思って、侮ってはいけません。体がいつもと違うときは、肌トラブルのリスクも高くなりやすいです。万全の状態のときに受けるようにしましょう。
また、予防接種や献血を受けた後も、脱毛NGの条件に当てはまります。こちらも体質によってはトラブルが起こる可能性があるからです。予防接種の場合は、前後4日間や10日間など、サロンやクリニックごとに避ける期間が異なります。あらかじめ予定が分かっている場合は、自分が通うところのスタッフに相談や確認をしておく方が良さそうです。
脱毛前日は飲酒、温泉、岩盤浴などもNG!
アルコールは体温を上昇させる効果があるため、これも脱毛時のトラブルの元になりやすいです。だから施術を予約した日の前日、12時間以内は飲酒を控えましょう。同じように、体温を高める効果がある温泉や岩盤浴も避けた方が無難です。
脱毛効果が弱まるムダ毛のブリーチ脱色
もう一つ、脱毛をしない方がいいパターンとして、自己処理によるムダ毛のブリーチ脱色をしているときが挙げられます。ブリーチをすると、ムダ毛が目立ちにくくなってメリットがある反面、脱毛では光やレーザーが反応しづらくなるというデメリットに変わるからです。せっかくの効果を台無しにしないよう、脱毛に通っている間はブリーチするのはストップされることをおすすめします。
脱毛NG、断られやすい条件まとめ
脱毛カウンセリングであらかじめ相談しておこう
自分では「大丈夫だろう」と思っていても、実は脱毛NGに当てはまる状態だった、なんてケースも考えられます。今回ご紹介するポイントで当てはまる項目がある場合はもちろんのこと、他にも気になることがあれば、予めカウンセリング時に相談しておくことをおすすめします。脱毛をスタートしてからも、少しでもいつもとコンディションが違うときは相談することがトラブルを防ぐことにもつながりやすいです。
脱毛前の日焼けは肌トラブルの元!海水浴後も当然NG
まず施術を断られる条件として考えられるのは、日焼けした肌や肌トラブルを抱えているときです。脱毛の主流である光脱毛やレーザー脱毛は、痛みを感じないときでも、肌への負担はかかっているものです。だから元々日焼けしたり、肌トラブルが起こっている荒れた状態の肌に照射すると、余計に炎症を悪化させることになりかねません。そのため多くのサロンやクリニックでは、こうした状態のときは施術NGと書かれていることも多いです。
海水浴のあとも、知らず日焼けによりダメージを受けていることが多いので、出来れば施術は避けましょう。ただし、肌のコンディションや使用するマシンによっては、脱毛が可能な場合もあります。もし施術を受ける前に相談できるようであれば、一度尋ねてみてもいいかもしれません。
傷跡・タトゥー・整形部分も脱毛NG!ヤケドの可能性も
光やレーザーは熱を持っています。そして黒いもの(黒色メラニン)に反応するよう作られているため、傷跡やタトゥーにあてると、ヤケドを引き起こすことがあります。そのため、その部分は施術ができなかったり、断られるケースが多いです。また、整形した部分も傷跡とみなされるため、その部分は脱毛できないことがあります。もし整形した部分を持っている、という人は、トラブルを防ぐためにも、隠さず事前にスタッフへ相談しておきましょう。
※ただし、ニードル脱毛であれば関係なく施術ができます。どうしても脱毛したいと思ったら利用するのも一つの方法です。
脱毛効果が出ない「埋もれ毛」
自己処理を繰り返すと起こりやすい埋もれ毛。本来なら皮膚の外へ生えるはずだったムダ毛が、皮膚の内側で成長してしまったパターンです。実はこの状態の毛に、脱毛の光やレーザーをあてても、効果が出ることはほとんどありません。そのため、クリニックによっては先に埋もれ毛の治療が行われることもあります。
持病や服薬中の場合は脱毛施術前に要相談!
脱毛は持病や服薬中の人にも、NGと言われる可能性があります。例えば以下の既往歴がある方は、脱毛を申し込む前に一度、施術ができるかどうか相談されることをおすすめします。
- てんかん発作の既往歴がある
- 皮膚がんの既往歴がある
- アルコール依存症の既往歴がある
- じんましん、紫外線アレルギー、アトピーなどアレルギー体質である
- ペースメーカーをいれられている
- 糖尿病を患っている
- 緑内障を患っている
また、抗ヒスタミン剤や、非ステロイド系の抗炎症鎮痛剤を服用されている方も、施術を断られることがあります。これは、「薬剤性光線過敏症」という副作用が起こる可能性があるからです。薬剤性光線過敏症は、発症すると赤い発疹や水ぶくれができたり、場合によっては関節炎や気管支炎を引き起こすリスクがあります。具体的に次のような薬の種類を飲まれている方は、一度相談された方が良さそうです。
- 向精神薬
- 筋弛緩薬
- 抗ヒスタミン薬、抗菌薬、抗真菌薬
- 消炎鎮痛薬、非ステロイド系抗炎症鎮痛剤
- 降圧剤、高脂血症治療薬
- 抗糖尿病治療薬
- 痛風治療薬、前立腺肥大治療薬
- 抗腫瘍薬、光化学治療薬、ビタミン剤(エトチレナート)
- 抗リウマチ薬
結婚式1か月以内の脱毛は断られやすい
意外と見落としそうなNG条件が、結婚式を1か月以内に控える場合です。「やっぱり脱毛したい!」と思う人も多そうな時期ですが、断られるケースが多いようなんです。これも脱毛による肌トラブルのリスクを避けるためです。せっかくのハレの日に、脱毛の肌トラブルを抱えて出席するなんて最悪ですもんね・・・それならまだシェービングなどでごまかす方がいいのかもしれません。
もし結婚式を控えている、という方は、脱毛をするのであればギリギリになって決断するのではなく、早めに動いた方がベストと言えそうです。
基本は脱毛NGだけど・・・というケースもある
コンディション次第の可能性もあるので相談してみよう
脱毛は基本的に肌トラブルが起こっているとき、あるいは起こりそうなときはNGとなることが多いです。ですが、状態によっては施術ができないこともない、と判断されるケースもあります。次のようなときは、一度相談されることをおすすめします。
ニキビ、アトピー、乾燥肌、色素沈着、ホクロ部分
脱毛NGにもなりやすいアトピーやホクロ部分を含め、ニキビや乾燥した肌、シミなどの色素沈着を起こしている部分ですが、肌の安定度合いや、主治医の意見次第では、施術ができるケースもあります。また、使用するマシンによっても、関係なくできる場合があるので、諦めず相談してみてもいいかもしれません。ただし、基本的に脱毛するときは保湿ケアをしっかり行うことは忘れないようにしましょう。
生理中は部位によって施術OKなこともある
生理のときはホルモンバランスが崩れやすく、施術ができないこともある一方で、部位によっては問題なくできる場合もあります。サロンやクリニックごとに方針が異なることもあるので、こちらも確認してみるのが一番です。ただし、例えばVIOラインなどは、大体のサロンやクリニックで、生理が終わるまでNGとされているので注意しましょう。
脱毛サロン・クリニックによって対象年齢は異なる
最近は小学生や中学生くらいから脱毛を始める人も増えています。そうした「何歳から脱毛が受けられるか」、という基準も、それぞれのサロンやクリニックごとに異なります。早いところでは、3歳から施術可能というところもありますし、そうかと思えば16歳以上にならないと施術が受けられない、というところもあります。未成年の方はよく確認して申し込みを行いましょう。
脱毛は意外と負担やリスクがある、と知っておくことが大切
脱毛前に気になることは<まず相談>が第一
手軽に始めやすくなった脱毛ですが、肌や体全体に負担をかける行為であることに変わりはありません。だから、自分ではなんともないと思っていても、ちょっとした体調の変化で肌トラブルのリスクが高まったり、病気の悪化に繋がる可能性もあります。
だから、「意外に負担とリスクがかかるものなんだ」ということを知っておいて、少しでも気になることがあればスタッフに相談してみましょう。脱毛が受けられるか、受けられないかはその時のコンディション次第、という場合もありますが、それによってトラブル防止につながることも多いです。ムダ毛を脱毛して快適な日々を手に入れるためにも、少し気を付ける意識を持つことが大切と言えそうです。
都道府県で脱毛サロン・クリニックを探す