ヒゲの永久脱毛のメリットとデメリット~毎日のヒゲ剃りよりお得?
ヒゲ剃りと永久脱毛、どちらがベスト?
朝剃っても、昼過ぎにはポツポツと生えてきてしまうヒゲ。
『深剃りしても口周りが青く見えてしまう…』『しょっちゅう剃刀負けしてしまう』などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決してくれるのが、医療クリニックで行うヒゲの永久脱毛。
永久脱毛することで得られるメリットは数多くあります。
でも、毎日ヒゲ剃りを続けるより本当にお得なのでしょうか?
早速、ヒゲの永久脱毛のメリット、デメリットを確認していきましょう。
ヒゲの永久脱毛のメリット
ヒゲの永久脱毛には、魅力的なメリットがたくさんあります。
まずは、メリットから見ていきましょう。
ヒゲ剃りの時間と手間が省ける
毎朝のヒゲ剃りは、慣れてしまえばそれほど苦に感じていない方が多いかもしれません。
ですが、毎朝5分や10分前後の時間と手間をヒゲのために費やしている…と考えてみてください。
ほんの少しの時間でも、毎日積み重ねれば膨大な時間と手間を消費していることになります。
ヒゲ剃りの必要がなくなれば時間にゆとりができ、その時間を自由に使うことができるのです。
青ヒゲがなくなる
毎朝しっかり剃っても、うっすら青く見えてしまうヒゲ。
夕方になると他人の目が気になってしまう、という方も多いでしょう。
7割の女性が青ヒゲにマイナスイメージを持っているという調査データもあります。
ヒゲか青く見える理由
どんなに綺麗に剃ってもヒゲが青く見えてしまうのは、剃った後に残った毛の断面が皮膚を透けて見えるため。
もともと肌の色が白い人ほど、青く見えやすい傾向があります。
ですが、永久脱毛すれば青ヒゲの悩みは解消します。
脱毛によって毛根から毛がなくなるため、透けて見えることもありません。
ヒゲ剃りにかかる費用がお得
永久脱毛には高い費用がかかるイメージがあるので、ヒゲ剃りよりお得だというと意外に思うかもしれません。
でも実は、生涯ヒゲ剃りを続けるのに比べると、永久脱毛の方がかなりお得なのです。
永久脱毛の費用はヒゲ剃りの約10分の1
20歳から80歳までの60年間ヒゲ剃りを続けた場合、剃刀や電気シェーバーの替刃は、120~180万円かかるとも言われています。
その上、シェービングフォームなども加算すれば、さらに費用はかさみます。
一方で、永久脱毛の費用は、頬、あご、首など全部位を脱毛したとしても10~15万円ほど。
長い目で見れば、永久脱毛はヒゲ剃りの約10分の1程度の費用で済むということになります。
肌が綺麗に保てる
毎日ヒゲ剃りをしていると、電気シェーバーや剃刀の刺激によって、肌は傷みやすくなります。
特に肌がデリケートな方の中には、剃刀負けに悩んでいる方も少なくないでしょう。
でも永久脱毛をすれば、そのような心配は要らなくなります。
毎日のヒゲ剃りがなくなれば肌への刺激が激減し、乾燥や傷などの肌トラブルがなくなるため、肌を綺麗に維持しやすくなるのです。
自分に自信が持てる
『ヒゲくらいで…』と思う方もいるかもしれませんが、ヒゲが濃いことによってなんとなく気持ちが晴れず、消極的になってしまう方は少なくありません。
自分では意識していなくても、小さなコンプレックスを持っている方も多いといいます。
ヒゲがなくなりコンプレックスから解放されると、自然と気分が軽くなって対人関係にも良い影響をもたらします。
その結果、以前より自分に自信が持てるようになった、と感じる方も多いようです。
ヒゲの永久脱毛のデメリット
ヒゲの永久脱毛には、メリットだけでなくデメリットもいくつかあります。
ヒゲ脱毛を検討している方は、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。
脱毛完了までに時間がかかる
永久脱毛は、時間をかけて少しずつ効果を上げていくもの。
医療レーザー脱毛の場合、完全にヒゲがなくなるまでには約1~2年ほどかかるのが一般的です。
効果を体験できる時期は早い
ですが、レーザー脱毛であれば、2~3回の施術を受ければ大部分のヒゲが抜けるので、効果を体感できる時期は早いはず。
多くの方は、3ヶ月~半年ほどで、はっきりと効果を感じることができます。
ほとんど再生しない
一度永久脱毛したヒゲは、ほとんど生えてきません。
ヒゲデザインを楽しみたい方は要注意
もしオシャレなヒゲデザインが流行しても、ヒゲを伸ばすことはできません。
デザインした形に脱毛してもらうこともできるので、まずはクリニックで相談してみましょう。
どの程度脱毛するか十分に検討する
いつかヒゲを生やしたくなる可能性があるのなら、始めからすべてツルツルに脱毛せず、部分的、あるいは薄く脱毛することも選択肢に入れておきましょう。
『頬だけツルツルにしたい』、『口周りは薄くする程度にしたい』など、初回カウンセリングの際に要望を伝えておくことが大切です。
完全に脱毛してしまうことが不安な方は、薄くしてもらう程度でも格段にお手入れが楽になります。
強い痛みを感じることがある
個人差はありますが、ヒゲは密集して生えており、一本一本が太いため、強い痛みを感じる方が多いようです。
ですが、痛みがあるのはレーザーが毛根をしっかり破壊している証拠でもあります。
脱毛回数が進み、ヒゲが薄くなれば痛みも少なくなります。
痛みが強いときは麻酔を使用
エステサロンの脱毛では麻酔ができませんが、医療脱毛では施術の際に麻酔クリームの塗布や笑気麻酔の吸入などによって痛みを和らげることが可能です。
顔は痛みを感じやすい部位でもあるので、利用している方も多いようです。
痛みを軽減したレーザー脱毛機
メディオスターNeXTという最新機種は、ほとんど痛みを感じることなく脱毛することができるレーザー脱毛機。
施術中の痛みが心配な方は、この機器を導入している医療クリニックを選ぶのもおすすめです。
肌トラブルを起こす可能性がある
医療クリニックで行われるレーザー脱毛は、照射したレーザーを毛のメラニン色素に反応させ、発生する熱によって毛根の組織を破壊するという仕組み。
このため、施術後の毛穴周辺は、軽い火傷を負った状態になります。
数時間から翌日まで、赤みやかゆみ、ブツブツがあらわれることもあります。
保湿と冷却をしっかり行う
脱毛期間中は、軽い炎症が起こりやすく、乾燥肌にもなりやすくなります。
肌トラブルをできるだけ起こさないようにするためには、施術後の冷却と保湿を十分に行い、日頃から清潔を保って保湿を心掛けることが大切です。
一度にまとまった費用がかかる
毎日シェービングする場合、通常は剃刀や電気シェーバーの替刃などを使用するので、一度に大きな出費をすることはありません。
一方、ヒゲを永久脱毛する際には10~15万円ほどのまとまった費用がかかります。
一度脱毛してしまえば、将来的にヒゲのために出費することはなくなるため、長期的には節約になるのですが、短期的に見ると大きな出費と感じる方も多いでしょう。
脱毛期間中の日焼けはNG
レーザー脱毛の期間中は、日焼けに十分気をつけなければなりません。
日焼けをしていると、レーザーが肌のメラニン色素に反応し、やけどをしてしまう恐れがあるためです。
もし日焼けしてしまった場合、レーザー脱毛を受けることができない可能性があります。
日焼け肌でも脱毛できるレーザー脱毛機
痛みの少ない脱毛機として前述したメディオスターNeXTは、日焼け肌でも脱毛できるレーザー脱毛機。
従来のレーザー脱毛機はメラニン色素に反応して毛根を破壊しますが、こちらは毛の生成に重要な役割を持つバルジという領域を破壊します。
もともと色黒の方や、仕事柄日常的に日焼けをしている方もやけどすることなく脱毛できるので、おすすめです。
毎日ヒゲ剃りするなら永久脱毛がおすすめ!
ここまで、ヒゲ剃りとヒゲの永久脱毛を比較しながら、ヒゲ脱毛のメリット・デメリットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ヒゲの永久脱毛のメリットは大
ヒゲ剃りは生涯続きますが、永久脱毛なら、完了してしまえば後は楽チン。
剃刀負けや青ヒゲの心配もなく、朝のシェービングからも解放されます。
経済的にも、毎日ヒゲ剃りを続ける場合と比べると、永久脱毛することで得られるメリットは大きいと言えます。
当然、肌トラブルや施術中の痛みなど、脱毛期間中にはいくつかデメリットもありますが、脱毛期間が終わればデメリットと感じることはほぼなくなるでしょう。
ただし、将来的にヒゲデザインを楽しみたい方は注意してくださいね。
まずは3回継続することが大切
最後に、『ヒゲ脱毛をやってみたけど、効果がなかった』と施術を一度受けただけで諦めてしまう方も時々いるようです。
濃いヒゲの脱毛は、1回ではほとんど効果を実感できません。
脱毛は施術を繰り返すことで徐々に効果を発揮するものです。
3回ほど施術を受けると、ヒゲが生えてくるのが遅くなった、薄くなったと体感することができるようになります。
まずは3回、継続することを目指しましょう。
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